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銀河英雄伝説164話ネタバレ考察感想あらすじ!幼帝誘拐 ベーネミュンデ侯爵夫人の忠義

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2019年12月19日発売の週刊ヤングジャンプ2020年3号で、『銀河英雄伝説』164話が掲載されました。

 

ライハルト・フォン・ローエングラム公の改革により、没落を味わうも誇り高く生きるシュザナ・フォン・ベーネミュンデ侯爵夫人。

 

彼女はフェザーン商人にそそのかされて、幼帝を救出する作戦に加担します。

 

幼帝救出作戦の成否が分からぬ中、作戦の全貌をアントン・フェルナーより報告を受けたパウル・フォン・オーベルシュタイン上級大将は放置するようにと指示を下します。

 

オーベルシュタイン上級大将の意図とは何か?

 

幼帝救出を目論む実行者は無事に本願を遂げられるのか?

 

銀河を巻きこんだ新たな争乱の種が今まさに撒かれようとしています。

 

本記事では、『銀河英雄伝説』164話『宰相ライハルト・フォン・ローエングラム首都オーディン幼帝誘拐Ⅱ』のあらすじと感想を紹介していきます。

 

※ここから先はネタバレ注意です。

 

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銀河英雄伝説163話のあらすじネタバレ

神話の時代にクレタ島でミノタウロスを閉じ込める為に造られたとされる地下迷宮。

 

「新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)の地下に拡がる地下迷宮もそれと同様に多くの人間が命を落としたのだ」と語るベーネミュンデ侯爵夫人。

 

ランズベルク伯アルフレットがその言葉に続き、「新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)の地下は宮殿建設の採石場として用いられていたこと、その役目を終えた後に皇帝の隠し部屋や秘密の抜け道として利用されて来た」と説明します。

 

地下迷宮は銀河帝国500年の歴史において、歴代の皇帝達によって新たな道が掘り進められた結果、毛細血管の様に枝分かれし続け、その全容を理解する者は誰も居ません。

 

ランズベルク伯が地下迷宮の恐ろしさを伝える例えとして、「大二代皇帝ウィルヘルム二世の次男であったアルベルト大公が15歳のおりに迷宮探索に出かけ、そのまま100年を経過した今も行方知れずなのだ」と皆に言います。

 

その例えを出したランズベルク伯本人が「我々は大丈夫なのか?」と心配そうにベーネミュンデ侯爵夫人に問いかけます。

 

それに対して「もちろん」と答えるベーネミュンデ侯爵夫人。

 

彼女がランズベルク伯とシューマッハ大佐に「地下迷宮は亡きフリードリヒ4世と彼女がお忍びで市勢を知る為に2人で良く通ったのだ」と告げると、ランズベルク伯は「陛下と」と驚きの声を挙げます。

 

更に彼女は言葉を紡ぎます。

 

「2人で平民のような恰好をしていたこと。それが楽しかったこと。陛下が屋台のポメスがお気に入りだったこと。それを自分も好きだったこと」

 

そして、最後に「この道は亡きフリードリヒ4世と自分の大事な記憶であり、この思い出がある限り、自分は陛下と共に生きていけるのだ」と締めくくるのでした。

 

ランズベルク伯はその言葉に感涙し、「道案内を任せる」とベーネミュンデ侯爵夫人に告げます。

 

そのランズベルク伯とシューマッハ大佐に「貴方達は何故に今上陛下を救出奉らんとするのか」とベーネミュンデ侯爵夫人は尋ねます。

 

意気揚々とランズベルク伯は「レムシャイド伯爵の考えに賛同し、幼き陛下を救出することこそが誠意ある忠臣の行為」と断じるのに対して、「自分はフェザーン人に騙された」とか静かに語るシューマッハ大佐。

 

シューマッハ大佐は詳細を2人に語るつもりはなく、忠告として「フェザーン人を信じるな」とだけ2人に言います。

 

その言葉に「肝に銘じる」と返すベーネミュンデ侯爵夫人。

 

3人の眼前には細い階段があり、それは皇帝陛下の寝所に直接つながっているものでした。

 

階段を上る最中に絶叫が響き渡り、狼狽するランズベルク伯とシューマッハ大佐。

 

声の主は3人が救出しようとするエルウィン・ヨーゼフ二世陛下その人でした。

 

エルウィン・ヨーゼフは絶叫しながら、自分の侍女の1人の髪の毛を掴み、頭部を足蹴にしながら無理矢理に髪を引き抜いていました。

 

ブチブチと音を立てて、抜ける髪と共に今度は侍女の悲鳴が木霊します。

 

「痛い。痛い。痛い」と頭を抱える侍女に同僚が部屋の外に出るように促します。

 

髪の毛を引き抜かれた侍女は辞職を申し出て、宥める同僚に対しては「何れはローエングラム公が自分達の皇帝陛下となってくれる為、あんな子どもの世話など無駄だ」と吐き捨てます。

 

その言葉を聞いたエルウィン・ヨーゼフは1人残された皇帝の寝所で泣き叫ぶのでした。

 

泣き叫ぶエルウィン・ヨーゼフに後ろから「陛下」とベーネミュンデ侯爵夫人が声を掛けます。

 

見知らぬベーネミュンデ侯爵夫人に対して錯乱を起こしたエルウィン・ヨーゼフは周囲の物を当たり構わずに彼女へと投げ付けますが、ベーネミュンデ侯爵夫人はゆっくりと幼い皇帝陛下の元へ歩んで行くのです。

 

そして、彼女はそっと抱きしめて、「おいたわしや。皇帝陛下」と頭部から血を流しつつも幼帝を慰撫します。

 

その行為に嫌悪を示すエルウィン・ヨーゼフは錯乱しつつ、ベーネミュンデ侯爵夫人の右肩に食いつき、肩の肉を食い千切ってしまうのでした。

 

激痛に顔を歪めるベーネミュンデ侯爵夫人と、彼女を心配して声を挙げるランズベルク伯とシューマッハ大佐の2人。

 

当のベーネミュンデ侯爵夫人は右手を自らの眼前に差し出し、「どのような境遇にあろうとも、例え殺められたとしても、陛下に対する忠誠は変わらぬ」と幼帝に誓います。

 

彼女のその言葉に茫然とし、口から肉をこぼすエルウィン・ヨーゼフ。

 

自らの行いを鑑み、ベーネミュンデ侯爵夫人の肩に両手を置いて必死に止血しようとする幼帝に、「お手が汚れてしまう」と彼女は優しく諫めるのです。

 

構わないと言う意を示す為に必死で首を左右に振るエルウィン・ヨーゼフ。

 

ベーネミュンデ侯爵夫人は優しく「陛下」とだけ幼帝に告げるのでした。

 

皇帝の寝所が静かになったことを訝しがる侍女達が部屋を開けた後にそこで見た物は、本棚の後ろに隠された秘密の通路からベーネミュンデ侯爵夫人がエルウィン・ヨーゼフと手を繋いで寝所を去る様だったのです。

 

その日の深夜、3時30分にローエングラム公の元に「皇帝陛下が誘拐された」との報告が成されるのでした。

 

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銀河英雄伝説163話の感想と考察

 

皇帝誘拐計画の実行者であるベーネミュンデ侯爵夫人、ランズベルク伯、シューマッハ大佐の3人が新無憂宮(ノイエ・サンスーシー)の地下迷宮で語る言葉にそれぞれの動機と思惑が表現されていました。

 

ベーネミュンデ侯爵夫人は亡きフリードリヒ4世との思い出の為、ランズベルク伯は忠臣であろうと欲し、シューマッハ大佐はフェザーン人に騙されたと3人ともに違う思いを抱きつつも、目的は同じくする同志として活動している点。

 

今回の最大の山場はベーネミュンデ侯爵夫人と幼帝エルウィン・ヨーゼフの出会いにあると言えると思います。

 

物を投げ付けられて頭部に怪我を負い、優しく抱きしめても肩の肉を噛み千切られると言うエルウィン・ヨーゼフの悪行に対して、「殺されたとしても、陛下に対する忠義は変わらぬ」と宣言するベーネミュンデ侯爵夫人の姿こそが忠臣と言えます。

 

おそらく、エルウィン・ヨーゼフを本当の意味で「陛下」と呼んだのはベーネミュンデ侯爵夫人が初めてだったのではないでしょうか?

 

ローエングラム公の傀儡としての立場から「陛下」と呼ぶ者は数多あれど、自らが傷付きながらも優しく抱きしめて「陛下」と呼んでくれるベーネミュンデ侯爵夫人。

 

そんな彼女だからエルウィン・ヨーゼフも必死に自らが噛み千切ってしまった肩の止血をしようとしたのだと思います。

 

さて、寝所で報告を聞いたローエングラム公はオーベルシュタイン上級大将が「皇帝をこのまま誘拐させるように」と指示を出したことは知らない様子でした。

 

オーベルシュタイン上級大将はローエングラム公に報告をしていないと見て良いと思います。

 

皇帝誘拐を成し遂げられ、ローエングラム公がどう動いて行くのか? 非常に気になるところですね。

 

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