2019年11月25日発売の週刊少年ジャンプ2019年52号で、僕のヒーローアカデミア251話が掲載されました。
エンデヴァーの元でインターンを始めておよそ一週間が経過したころでした。
轟宅の重たいお話を聞いて、エンデヴァーや焦凍たちが苦しみながらも、もがいていることをデクと爆豪は知ったのです。
そしてエンデヴァーの送る車でデク達3人は寮へと帰ろうとしていました。
そんな中、突如エンデヴァーの車に、敵であるヴィランが襲い掛かってきます。
焦凍の兄、夏雄を人質に殺せと迫る敵「エンディング」に彼らはいったいどう対応するのでしょうか?
本記事では僕のヒーローアカデミア251話「一週間」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
▼前回の話をおさらい▼
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僕のヒーローアカデミア251話のあらすじネタバレ
エンディングはなおもエンデヴァーに迫ろうとします。
ヒーローはよほどのことがない限り殺しはしない、しかしエンデヴァーは脳無を殺したと言いました。
そして自分も脳無と同じだと喚き、殺してほしいと懇願するのです。
その時、エンデヴァーの車の中から爆豪が飛び出し、その爆発により開いた車のドアから続いて轟も出てきます。
それに呆気にとられるエンディングに対して、癖の強い運転手さんが二人に忘れ物だと声を掛けます。
それを預かったのは最後にでてきたデクでした。
彼は二人にそれぞれのヒーローコスチュームが入ったトランクを投げます。
三人は己のコスチュームを纏い、いよいよ臨戦態勢に入ります。
実の兄を助けようと声をあげる轟でしたが、エンディングはインターン生の存在は予期していなかったのか、すぐさま退避の態勢を取ります。
そのチャンスをNo.1ヒーローが見逃すわけがありませんでした。
すぐに攻勢に出ようとしたエンデヴァーでしたが、その足は夏雄の目によって止まってしまいます。
夏雄は自身の置かれた現状よりも、エンデヴァーのその個性に恐怖や嫌悪を抱いているかのような目でエンデヴァーを見ていたのです。
立ち止まってしまったNo.1ヒーローを追い越し、その目には3人の背中が映るのでした。
立ち止まったヒーローには目もくれず、どうやら冷静さを欠いているエンディングは息子一人の命では足りないのか、と煽ります。
エンデヴァーは既に動けなくなってしまっているのに、それをエンディングは見えていないのでした。
焦凍は真っ先にエンディングの懐に飛び込み、怯ませるために氷と炎の両方の攻撃を行います。
それにより更なる退避を余儀なくされたエンディングはたじろぎながら近くにあった車に手を伸ばすのです。
しかしそれは爆豪によってしっかりと阻止されます。
保護対象を決して傷付けないレベルの爆発で車を守ったのです。
打つ手が無くなりさらに複数の車を動かそうとしますが、それを阻止したのはデクです。
持ち上げられた車を適正な力で叩き落すことで人命を第一に、そしてエンディングがやろうとしたことを先回りで阻止し続けたことで、エンディングの退路がいよいよなくなります。
最後は轟の炎と氷の技でエンディングを対処しきったのです。
一週間での目を見張るような成長、そして息子の視線に足を止めた自分を顧みることなく人命を救ったこと、そのすべてにエンデヴァーに言いようのない感情が湧き上がったのです。
エンデヴァーは三人を抱きしめながら、己の無力さを知り、わずかに絶望の感情すらうかがえます。
No.1ヒーローとなったことで周囲が見えたからこそ、本来守るべきだった家族からの冷たい視線に体が止まり、彼の本当の弱さが見えたのでした。
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僕のヒーローアカデミア251話の感想と考察
こんなにも熱い展開は久々ですと言いながら、三人の圧倒的な成長ぶりに子を見守る親の気分になりました。
爆豪が人命を優先するように力を使ったり、轟が炎もしっかり使えるようになっていたり、と本当に1週間での成長とは思えないと感動しました。
その点、デクはいつも通りでした。
元々優しいヒーローみたいなところがあったので特別変化はなかったのでしょうが、彼もエアフォースの無意識化における制御をしっかりとものにしていました。
夏雄の視線に足が止まってしまったエンデヴァーを三人が追い抜いていくシーンは、もう何度も見てしまいます。
今後そうなっていくという暗示のようにも思えますね。
以前ほど数値にしがみつかなくなったエンデヴァーであれば、以外にも早くNo.1の席を次世代のヒーローに明け渡すなんていうこともあるかもしれません。
それはもしかしたらこの直後なのかもしれませんし、件の4か月後、死柄木との決戦の後かもしれません。
しかし死柄木との決戦の後となると、どうにも嫌な予感がぬぐえませんね。
そういう結果にならないことをただひたすら祈るばかりです。
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