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首を斬らねば分かるまい/最新話3話ネタバレあらすじ感想!朝霧の希望と絶望

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2019年11月11日発売の週刊ヤングマガジン2019年50号で、『首を斬らねば分かるまい』3話が掲載されました。

 

『首を斬らねば分かるまい』3話は、前回幸乃助が脱童貞を果たした相手、『朝霧』の話です。

 

ただの客として終わらなかった幸乃助が朝霧に対してとった行為、そして朝霧は……。

 

本記事では、『首を斬らねば分かるまい』3話『親孝行』のあらすじと感想を紹介していきます。

 

※ここから先はネタバレ注意です。

▼前回の話をおさらい▼

 

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首を斬らねば分かるまい3話のあらすじネタバレ

初めて快楽を知った幸乃助の『情欲の獣』は鎮まる事を知らず、朝を迎えました。

 

朝霧にとんだ腎張(絶倫の事)と言わしめる獣は、寝言で漏らしたらしい『沙夜』の事を尋ねられてようやく鎮まります。

 

好い人(恋人の意味)かと問われますが、僕の事などどうにも思っていないと告げる幸乃助。

 

それなら忘れるまで自分を抱けば良いと朝霧は言います。

 

朝霧に興味を持った幸乃助は、どうして吉原に来たのかと尋ねます。

 

よくある話と前置きしたうえで、母親が早くに亡くなり、父と二人では食べて行くのも難しかったから十五才でここに買われた朝霧。

 

綺麗な服を着て好きなだけご飯も食べられると説得されたという話に、上流階級の頂点にいる幸乃助は言葉が出ません。

 

寂しいだろうと声を掛けるも、『年季』が明けるまでの辛抱だと朝霧は笑顔で応えます。

 

遊女は二十七歳までという期限があり、その期限が来れば楼を出してもらえるという仕組みがあるそうです。

 

朝霧はその年季までのあと四年。

 

故郷の夕日と山の映る田んぼを思い浮かべ、父とまた暮らせる日を朝霧は待っています。

 

帰宅した幸乃助は兄の達臣と茶屋へ。

 

親の為に売られる事を不憫だと言う幸乃助に、達臣は酒を飲みながら良くある話だと一笑。

 

売られた遊女を金で買い、欲望を発散するだけで、遊女が病気になろうが関係無い。

 

それが吉原だと、達臣はこの世の闇を改めて幸乃助に教えます。

 

そんな教えも無視し、幸乃助は再び朝霧に会いに行きます。

 

遊女は年季明けを待つ他に。客が大金で『年季証文』を買う事で年季を待たずに楼を出られる『身請け』という制度があります。

 

幸乃助は、宝物の万年筆を朝霧に渡し、売って楼を出る為の金にする事を勧めます。

 

当然、朝霧からすれば遊女と客の関係でしかありませんが、幸乃助からすれば『自分を男にしてくれた初めての女』であり、その礼でした。

 

同じ遊女の仲間からも、『身請け』を喜んで貰え、朝霧は夢みたいだと泣く傍らでは不穏な影があります。

 

そんな朝霧の元へ現れたのは、故郷で待っているはずの父です。

 

迎えに来てくれたのかと思い喜ぶ朝霧に、父は欲情します。

 

自分の娘に対し、性行為を始めようとする父。

 

朝霧は手元にあった花瓶で父を殴り、難を逃れますが、やってきた老主の亀五郎は、父が客人であったことを伝えます。

 

客人に対しての暴力は借金を倍にするという楼の掟により、身請けの話は無かった事にされてしまいます。

 

故郷に帰った所でろくに体も動かない父を抱え、吉原の事しか知らない女郎は生きてはいけないと婆に言う亀五郎。

 

楼帰りの女への世間の目も冷たく、ここで働きながら仕送りするのが一番の親孝行だと言います。

 

朝霧にはもう、帰る故郷も無くなりました。

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首を斬らねば分かるまい3話の感想と考察

読み始めから後半にかけての心中の動きが忙しい回です。

 

始めの方にある、朝霧の沙夜を忘れさせようとするくだりが良くて、もうきっと読者は幸乃助よりも早く沙夜を忘れてしまったと思います。

 

まぁでも、これは現代風に言うと風俗嬢の営業トークのようなものです。

 

それを真に受けていたら良い客にされてしまうのでしょう……。

 

その証拠に、幸乃助が万年筆を持って行った時も挨拶の時点ではそこまで特別な思いは無いようにも見えます。

 

そして、今回で達臣は初めてまともに登場したのではないでしょうか。

 

茶屋で寝転がっているのがまともかはさておき、馬車の中ですら女性との行為に及んでいた達臣が一人でいます。

 

さすがに店の中ではやらないという、常識のある人と言う事です。

 

世の闇を見せられた幸乃助は、その闇から救い出そうと宝物をあげてしまいます。

 

確かに初体験の人と言うのは特別な思い入れがありますからね。

 

人にもよるとは思いますが……特に達臣は初体験の相手などもう覚えていなさそうです。

 

そしてせっかく身請けの決まった朝霧への悲劇。

 

十五で売られ、二十三になるこの時まで会わなかった朝霧は父からすれば『娘』ではなく『女』だったのかもしれません。

 

或いは、どんな方法なのかはわかりませんが、亀五郎にけしかけられたか……。

 

いずれにせよ、この事態を知った幸乃助がどう動くのかが楽しみです。

 

こうして関わった人を皆救おうとしていく展開なら、最終的には政界に進出して処刑人であったり吉原であったりという世の仕組みを変えようとするのが今後の展開なのかなぁと思いましたが、タイトルが『首を斬らねば分かるまい』なのでどうでしょうね。

 

その首を斬らねばというのは斬首ではなく、リストラを表しているという事だったり……?

 

色々考えてしまう、『首を斬らねば分かるまい』の三話でした。

 

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